島根県のカニ漁船『第68西野丸』(115トン、利見秀治船長、乗組員10人)が日本海でカニカゴ漁を行い、ベニズワイガニを捕っていたところ、ロシアの警備当局に拿捕され、ナホトカに連行されました。
その状況を記録した動画がyoutubeにアップロードされています。
▲youtube:Задержание Японского судна в Приморье
動画には、紅ズワイガニを捕らえるために、ぎりぎりのところで漁をしていた日本人漁師たちのリアルな姿が映し出されています。
このような命がけの苦労のおかげで、私達はベニズワイガニを食べることができるわけで、アタマが下がります。
第68西野丸は、日本海で違法操業したという疑いをかけられ、2019年の1月下旬にロシア当局に拿捕されましたが、保証金を納付し、3月3日に紅ズワイガニの聖地、島根県の鳥取県境港市の境港に帰還しました。