ベニズワイガニと本ズワイガニは近縁のカニなんで、カタチが良く似ています。
その2種類のカニの見分け方を知らないと、迷っちゃいますよね。
ここでは、紅ズワイガニと本ズワイガニ(ズワイガニ)の見分け方をお教えします。
では、実際にカニが売っている新潟県の魚市場、寺泊へ行って見ましょう。
カニの聖地・新潟県は魚のアメ横・寺泊漁港
やって来たのは年末。12月30日。
寒いのにけっこうな混み具合です。
この寺泊では、地場で捕れた魚をはじめ、世界中から集められた海産物が販売されています。
さっそくカニを見てみましょう。
まず、コレ。ガチガチに冷凍された本ズワイガニです。
茹でられて、冷凍にされた海外産の本ズワイガニです。
まるで工業製品のようにカタチや大きさが揃っています。
この本ズワイガニの裏側(腹側)を見てみましょう。
本ズワイガニの裏面はクリーム色です。
次に、紅ズワイガニを見てみましょう。
格安の冷凍の紅ズワイガニです。
ご覧のように、茹でられた紅ズワイガニは本ズワイガニよりも紅く、脚の裏側も腹の部分も紅い色をしています。裏側から見ると、ホンズワイガニとの違いは一目瞭然ですね。
紅ズワイガニの表側はこんな感じです。
ホンズワイガニとカタチは似ていますが、本ズワイガニよりも脚が細くて長い感じで、甲羅もなんとなく柔らかそうな感じです。ま、この写真のラーメンの上にのっている紅ズワイガニは、超格安品のベニズワイガニなんで、ベニズワイガニのなかでも線が細いクラスのカニになります。
ちなみに、茹でられる前の本ズワイガニはこんな感じです。
表側は褐色、裏側は透明感のあるクリーム色です。
これで、紅ズワイガニと本ズワイガニを見分けれますね。
ま、値段がそもそも違いますけれども。
この品は、未冷凍の紅ズワイガニが入手できませんでしたので、タラバガニの脚を買って帰りました。
タラバガニもたまにはいいですね。
でも、やっぱり未冷凍の紅ズワイガニの繊細でジューシーなカニ肉が食べたいです。