▼出典:朝日新聞デジタル 3月18日(金)18時47分配信
今年のズワイガニ、なぜ高い 「90年代前半のよう」
1匹2万円のズワイガニ=1月下旬、鳥取市賀露町西3丁目
山陰から北陸3県沖にかけてのズワイガニ漁が、20日に漁期を終える。昨年11月6日に解禁された今季は、近年で最も高い水準の値をつけた。カニの密漁・密輸を防ぐための協定が2014年末に発効してロシアからの輸入が急減。国産が奪い合いになったためのようだ。高値は来季以降も続くとの見方も出ている。
ズワイガニはこれまでも高いカニであったわけですが、国際的な大人の事情でますますその価格が上昇しています。
ズワイガニを含め、日本で出回るカニの多くは外国から輸入されています。
朝日新聞の記事によれば、海外からのカニの輸入量は国産の約1・5倍の年間約4万4千トン(14年)。うち6割強の約2万7千トンをロシア産が占めているとのことです。
そのロシアからの輸入が激減したわけです。ズワイガニだけでなく、タラバガニも高騰しています。
でも、日本人がカニを食べる量を急に減らすわけでもないので、需要と供給の関係でカニの値段があがっているわけです。
そこでです。
わざわざ値段が高くなったズワイガニやタラバガニにこだわるよりも、価格が安定した紅ズワイガニはいかがですかってお話です。
日本近海の深い海のそこに棲む深紅のカニ。
未冷凍モノのベニズワイガニであれば、本ズワイガニに負けません。