黄金ガニ(黄金カニ)とは
黄金ガニ、あるいは幻の黄金ズワイガニと呼ばれるカニが存在します。
希少性が高く、いつでも市場で入手できるカニではありません。
その生物学的実態は、紅ズワイガニと本ズワイガニの「あいのこ」・「混血」・「ハイブリッド」です。
黄金ガニの味は、紅ズワイガニの甘さとホンズワイガニの身の充実感を兼ね備えています。
ただ、この黄金ガニ、F1種ってよばれる雑種になるので、生殖能力がないみたいです。
つまり、一代限りの貴重生物とも言えます。
黄金ガニの動画
実際に黄金ガニを見てみましょう。
金沢の近江町市場で売りにだされた活きている黄金ガニです。
脚の裏側も紅色なので、脚だけみれば紅ズワイガニです。その一方で腹部はクリーム色。この腹の色はホンズワイガニの特徴です。
つまり、黄金ガニは、見た目も紅ズワイガニとホンズワイガニの特徴をあわせもっているのです。
次の動画を見てみましょう。
「黄金がに」のタグが付いたカニの動画です。
生の状態から調理されていきます。脚のむっちり感がまさに黄金ガニです。
twitterにみる黄金ガニ
兵庫県 香住港だけで水揚げできる「香住ガニ(カスミガニ)」ベニズワイガニの中で約1000匹に1匹ほど特に希少性の高い蟹が「香住黄金ガニ」香住黄金ガニは松葉ガニの雄と香住ガニの雌の間に生まれたらしい‥香住ガニの甘みに、松葉ガニのうま味がプラスされ身もしっかりある。#蟹 #かわさき pic.twitter.com/qAE9uscDwx
— Fumie (@teh2323) 2018年10月31日
黄金ガニはどこで食べられる?
黄金ガニは、本ズワイガニと紅ズワイガニのハイブリッドなので、ホンズワイガニ(松葉ガニ・越前ガニなど)と紅ズワイガニの双方が棲息する地域、つまり、日本海側で、紅ズワイガニ漁が行われている地域であれば、水揚げされています。
タイミングがあえば、ここのお宿で食べられます⇒佐津温泉 民宿 美味し宿かどや<香住>
このお宿、季節によって、松葉ガニ、香住ガニ、のどぐろ、活イカも味わえます。
ぜひ、お宿に問い合わせて確認してみてください。
タイミングがあえば黄金ガニも味わえるおいしいお宿 |